ボルドーで大ピンチ。
トイレトラブルは、フランスではよくあることです。
お食事中の方、誠にすみまめーーーん。
だいぶ前にタモリの出ていたテレビで習得した「便を腸に留める方法」を思い出していた。
「このまま腸に留めるぞ」と唱えながら、お尻をギュッと引き締める。
それだけ。
一瞬ではあるが、留まる気がする。
滑稽な歩き方ではあるが、窮地なので仕方がない。
もう、高くてもいい。
このレストランでデジュネして、トイレを…
「一人です。食事します。トイレはどこでしょう」
フランス語が流暢に喋れるか否かなど、どうでもいい。
藁にも縋る思いで、とりあえず一番近くのレストランに入る。
…
助かった。。。。。
よかったーーーーー
さ、席につき、落ち着いてデジュネとしますか。
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あ、意外と高くはない。
んじゃ、この際普段食べないものを、と思い「子牛のレバー」にしてみた。
血の気を戻すには、鉄分補給が一番手早い。
んじゃワインもいっちゃいますか。
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レストランなのに、ボルドー産ワインが3ユーロ!?
390円ですよ。
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ワインとバゲットが運ばれてきました。
このバゲット、超うめえ!
これだけでワインガンガン飲めるんですけど。
前のカップルが食べてるオムレツも美味そうだなーと思いながらヨダレ垂らしてると、出てきた、レバーのニンジンピュレ添え。
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ねえ…
超不味そうなんですけど、、、、
まったく食欲がわかないこのプレートの彩り。
どーなのよ、これ。
暗闇で作ってんの?
でもせっかく頼んだんだし、ってことで一口食べると…
う
うっまーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!
このレバー、ナイフ不要。
めちゃくちゃ柔らかくて、でもってフランスの味付けとは思えない程、いい塩梅のガーリックバター。
ニンジンのピュレも、この上なく美味。
スタッフー、スタッフー!!
このニンジンの味付けは何ですか??
「さあ?シェフに聞いて来ようか?急いで知りたい?」
…あ、ご多忙中、すみますみませんでしたすみま。
結構です。大変おいしゅうございますことよ。おほほ!
ピンチを救ってくれたレストランですもの。
そんな接客でも寛大に受け入れます。
秒殺ペロリ。
ごちそーさまでした。
写真真ん中に映っている、「LE CAFE NAPOLEON 3」が今回の救世主です。
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ありがとう、いいカフェです。
ワイナリーツアー出発まで、ちょうどいい時間つぶしになりました。
ピンチを脱出できたようで、ホッと一安心いたしました。笑
それにしても、見た目と味は比例しないのですねぇ。
anna様
コメントありがとうございます★
そうですね、このプレートを食してから「人は見た目が9割」という言葉の信頼性を疑ってかかるようになりました。中身ですよね、中身。
ボルドーではこのあとピンチには見舞われなかったので、安心してご覧いただければ幸いでございます。